ダイソー商品の中でも話題沸騰中の完全ワイヤレスイヤホン(トゥルーワイヤレスイヤホン)。
そんな人気の完全ワイヤレスイヤホンが2022年に新登場しているのをご存知でしたでしょうか?
そこで今回は、ダイソーの「完全ワイヤレスイヤホン 2022年最新型」と「完全ワイヤレスイヤホン 2021年型(TWS001)」との違いを比較した感想をまとめました。
この記事は
- 完全ワイヤレスイヤホンは新旧の違いはどこ?
- 完全ワイヤレスイヤホンで通話できる?
- 装着感は?音漏れしない?
- 操作方法はかんたん?
についてまとめています。
- 記事作成日:2022年7月11日
- 時期によっては在庫切れや取り扱いがない場合もあります
ダイソー完全ワイヤレスイヤホン 2022年版と2021年版の違いはここ!
詳細は後述しますが、ダイソーの完全ワイヤレスイヤホン「2022年最新モデル」と「2021年モデル」を比較して感じた違いは以下の通りです。
- 音質による違いはほとんどない
- バッテリーが改善
- タッチ操作・日本語音声アシスタントでより操作しやすい
- どちらも通話可能だが相手が聞き取りにくい
- Switchで使用する場合は2021年モデルの方が良い
まずはそれぞれの商品概要を紹介するね
日本語アナウンス、タッチセンサー付き!
2022年最新モデル
商品名 | 完全ワイヤレスイヤホン(タッチセンサーボタン,タイプCで充電対応) |
価格(税抜) | 1000円 |
サイズ(約) | 3.5 cm x 6 cm x 3 cm |
質量(本体/ケース込) | 8g / 41g |
素材 | イヤホン、充電ケース本体:ABS樹脂 イヤーピース:シリコーンゴム |
付属品 | 充電ケース、取扱説明書 ※別途 充電用のUSBケーブル(typeC)必要 |
ハンズフリー通話対応、音声アシスタント対応!
2021年モデル
商品名 | 完全ワイヤレスイヤホン(TWS001) |
価格(税抜) | 1000円 |
サイズ(約) | 3 cm x 7 cm x 3 cm |
質量(本体/ケース込) | 8g / 31g |
素材 | イヤホン、充電ケース本体:ABS樹脂 イヤーピース:シリコーンゴム |
付属品 | 充電ケース、マイクロUSB充電ケーブル(充電用)、取扱説明書 |
どちらも同じ1,000円(税抜)なのですが、2022年最新モデルにはUSB充電ケーブルが付属されていません。そのため2022年最新モデルの完全ワイヤレスイヤホンを使用する際は、typeCのUSB充電ケーブルを別途用意する必要があります。
また、2022年最新モデル・2021年モデルどちらも予備のイヤーピース(イヤホンの先についているシリコーンゴム)はありませんでした。
※2022年最新モデルの完全ワイヤレスイヤホンにはtypeCのUSB充電ケーブルが必要
※新旧どちらのモデルにもイヤーピースの予備や他サイズの付属なし
ダイソー 完全ワイヤレスイヤホン スペックの違いは?
ダイソーの完全ワイヤレスイヤホンの2022年最新型と2021年型では、スペックの違いはあるのでしょうか?
以下の通りまとめてみました。
2022年最新モデル | 2021年モデル(TWS001) | |
---|---|---|
Bluetooth®︎通信方式 | Bluetooth標準規格 Ver5.0 | Bluetooth標準規格 Ver5.0 |
通信距離 | 約 10 m | 約 10 m |
対応プロファイル | A2DP, AVRCP, HFP, HSP | A2DP, AVRCP, HFP, HSP |
対応コーディック | SBC | SBC |
伝送帯域 | 20〜20,000Hz | 20〜20,000Hz |
出力音圧レベル | 102±3db | 92±3db |
インピーダンス | 16Ω | 32Ω |
電池持続時間 (連続再生) | 約 3時間 | 約 4時間 |
(充電ケース使用込み) | 最大 約 12時間 | 最大 約 10時間 |
※使用条件により異なる | 連続待ち受け時間約 90時間 | 約 70時間 |
充電ケースバッテリーの容量 | 300mAh | 300mAh |
バッテリーの種類 | リチウムイオンポリマー | リチウムイオンポリマー |
(イヤホン) | 充電時間約 1時間 | 約 1時間30分 |
(イヤホン+充電ケース) | 約 1時間30分 | 約 4時間 |
充電方法 | USB Type-c 充電 | マイクロUSB充電 |
完全ワイヤレスイヤホンの最新モデルと2021年モデルのスペックで違う点を分かりやすくするために色付けしました。
2021年モデルと比べ2022年最新モデルでは電池の持続時間や待ち受け時間、充電時間が大きく改善されていることが分かります。
また、出力音圧レベル 、インピーダンスという数値にも違いが見られました。
「出力音圧レベル」「インピーダンス」ってどちらも音質に関わる数値なんだって
【参考】出力音圧レベルとインピーダンスについて
出力音圧レベルとは「イヤホンから流れる音の強さ」
数値が大きくなるほど大きな音量が出て、感度が高いことを意味します。
一般的には、90dB〜110dBのものが多いため、ダイソー 完全ワイヤレスイヤホンも一般的なレベルのようです。
インピーダンスとは「電気抵抗」
数値が高いほど音量は低くなりノイズが減る。
数値が低いと音量が上がりノイズも上がることを意味します。
よって数値的にみると、ダイソー 完全ワイヤレスイヤホンは、2021年モデルの方が数値が高いので、2022年最新モデルと比べて音量が低く、ノイズが少ないということが分かります。
ダイソー 完全ワイヤレスイヤホン 音質は?
ダイソーの完全ワイヤレスイヤホン2022年最新モデル・2021年モデルをそれぞれiPhoneとSwitchに接続し、音声通話などの音質の違いを比較してみました。
総合的評価は以下の通りです。(※個人の見解です)
2022年最新モデル | 2021年モデル (TWS001) | |
---|---|---|
/ 音声通話 | iPhone7相手側に反響する | 通話相手の声が通話 聞こえにくい | 相手が
/ YouTube | iPhone7クリアに聴こえる | クリアに聴こえる |
Nintendo switch | 途切れて再生される | クリアに聴こえる |
音声通話はできる?
2022年最新モデルと2021年モデルともに「通話相手が聞こえにくい」という結果になりました。通話相手とイヤホン装着者の共通点として「少しこもったような低音で聞こえる」という点があります。
また通話相手によると、特に2022年最新モデルの方では「自分の声がうしろで反響しているような感じがするため、イヤホン装着者の声が聞き取りにくい」というコメントも。
iPhone8以降〜や他のスマートフォン端末は違う動作になるかもしれないね
iPhone14pro でも検証してみました。
★2021年モデル : 通話相手、イヤホン装着者共通でクリアな音質ではないが、音声は途切れることなく通話可能(ラジオの音源に似ている感じで聞こえる)
★2022年モデル : イヤホン装着者側は音質、音声問題なく通話可能。通話相手は少しモヤがかかっているような音質で聞こえるとのこと(途切れることなく通話は可能)
※LINEアプリを使ったインターネット回線通話よりダイヤル回線通話の方が音質が良かったため、通信環境によって変わる可能性も考えられます。
YouTube(アプリ)視聴はできる?
両モデルともノイズは気になりますが、想像よりクリアな音で、動画の音声を聴く分には問題ないと感じました。
Nintendo switchでゲームはできる?
ゲーム音とYouTube動画の視聴(アプリ)で確認しました。
2022年最新モデルは、ゲームもYouTubeも「ポツ、ポツ、」と音が途切れ途切れに聞こえるので、操作や動画再生には向かないと感じました。
一方で2021年モデルでは、iPhoneでYouTube再生した時と同様で、ノイズは気になりますがクリアな音で問題なくゲームもYouTubeも聴くことができました。
ダイソー 完全ワイヤレスイヤホン フィット(装着)感は?
ワイヤレスイヤホンを装着するときに「フィットするか」は大切なポイントのひとつ。
そこで、ダイソー 完全ワイヤレスイヤホンの気になるつけ心地はどうか、3つのポイントで比較しました。
以下は★を使って5段階表記にした結果です。
フィット感 | 落ちにくさ | 痛くないか | |
---|---|---|---|
2022年最新モデル | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
2021年モデル(TWS001) | ★★★ | ★★★ | ★★★★ |
フィット感
ダイソー 完全ワイヤレスイヤホンは2022年最新モデル・2021年モデルともに程よいフィット感です。
長時間装着しても気になりませんでした。
また、男性にも装着してもらったところ同じく「程よいフィット感」のようです。
落ちにくさ
2021年モデルの方が2022年最新モデルに比べて、ドライバーユニット(耳にあたる部分)がすこし小さめです。
個人的には2021年モデルの方が耳から落ちないか少し心配になりましたが、実際はどちらも耳から落ちることなく装着できました。
ドライバーユニットのサイズは以下の通りです。
ドライバーサイズ | |
2022年最新モデル | φ8mm |
2021年モデル | φ7mm |
痛くないか
普段はBOSE ワイヤレスヘッドホン を使用・耳の大きさ普通の筆者ですが、どちらも3時間以上装着しても痛みを感じることなく使用できました。
装着を試してもらった男性も同じく「痛みは感じない」とのことでした。
ダイソー 完全ワイヤレスイヤホン 音漏れする?
ダイソー 完全ワイヤレスイヤホンは2022年最新モデル・2021年モデルともに音漏れはしませんでした。
初めて装着したとき、予想以上にクリアな音声だったので音漏れしてるのではないか?と不安になりましたが、一般的な音量で使用する分には全く問題ありませんでした。
ダイソー 完全ワイヤレスイヤホンの操作方法は?
ボタン操作 | 音声アシスタント | |
2022年最新モデル | タッチ | 日本語 |
2021年モデル | カチッと押し込む | 英語 |
ボタン操作だった2021年モデルから、2022年最新モデルではタッチ操作になったことでよりカンタンに操作ができるようになりました。
デメリットとしては、横向きに寝るなどの動作によりイヤホンに軽く触れるだけでもボタンが反応する場合もあります。
また、日本語の音声アシスタントになったことで「ペアリングできたのか」「電源が落ちたのか」等の状態が分かりやすくなったと感じました。
各ダイソー 完全ワイヤレスイヤホンのそれぞれの操作方法については以下の通りです。
2022年最新モデル
イヤホンの中心部分をタッチするだけで、ラクラク操作ができます。
【左右 共通】 | 電源ON | 左右2秒長押し |
電源OFF | 左右5秒長押し | |
【左】 | 音量上げる | 左 1回タッチ |
音量下げる | 左 2回タッチ | |
ボイスアシスタント起動 | 左 3回タッチ | |
【右】 | 音楽再生・停止 / 電話 受話・終話 | 右 1回タッチ |
早送り/ 着信拒否 | 右 2回タッチ | |
巻き戻し | 右 3回タッチ |
2022年モデルはペアリング後に何も操作しないと約2分後に自動で電源が落ちたよ
2021年モデル
イヤホンのLEDランプ側がカチッと押すタイプのボタンになっているので、画面を見なくても操作ができます。
※接続機器アプリによってできる機能が異なる場合があります
【左右 共通】 | 左または右 1回押し |
左または右 1秒長押し | |
【左】 | 左 2回押し |
左 3回押し | |
左 1回長押し | |
【右】 | 右 2回押し |
右 3回押し | |
右イヤホン3回タッチ |
ダイソー 完全ワイヤレスイヤホン 売場は?「モバイル」周辺
気になるダイソー 完全ワイヤレスイヤホンの売り場ですが、筆者が行った店舗では2022年最新型も2021年型も「モバイル」というコーナーに置いてありました。
そばには有線イヤホンやBluetoothスピーカーなどがあったので、探す際の参考になれば嬉しいです。
ダイソー 完全ワイヤレスイヤホンでスキマ時間を有効活用しよう!【まとめ】
今回は2022年に新しく販売されたダイソー 完全ワイヤレスイヤホンが2021年に発売された「TWS001」とどこが違うのかを比較してみました。
普段はBOSE ワイヤレスヘッドホンを使用・耳の大きさ普通の筆者が初めてワイヤレスイヤホンを使ってみて感じた違いは以下の通りです。
- 音質による違いはほとんどない
- バッテリーが改善
- タッチ操作・日本語音声アシスタントでより操作しやすい
- どちらも通話可能だが相手が聞き取りにくい
(※機種や通信環境等により変わる可能性あり) - Switchで使用する場合は2021年モデルの方が良い
音質による違いはほとんどなく、YouTubeなどの動画再生はどちらもクリアに聴こえました。
注意点(デメリット)は以下3点あります。
- どちらも音声通話は相手側が聞き取りにくい
(※iPhone7 最新OSでペアリングした場合) - 2022年最新型はSwitchでペアリングできるが音が途切れる
- 2022年最新型は充電ケーブルが同梱されていない
ダイソー完全ワイヤレスイヤホンは、家事や育児、移動中などのスキマ時間に、情報のインプットや音楽を楽しみたい方には十分な音質でコスパも良く使いやすいです。
また、ワイヤレスイヤホンは数千円〜数万単位と価格の幅も広く、値段に関わらずバッテリーの消耗により寿命が数年と言われています。
ダイソーでは1,000円(税抜)でワイヤレスイヤホンを購入できるので、購入を検討されている方はぜひ試してみてはいかがでしょうか?
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